キャリアリカバー®のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
このページをご覧になっている方の中には、仕事や家事育児・プライベートなどの人生(以下”キャリア”と表現させていただきます)に何らかの課題を抱えている方もいらっしゃるのではないかと推察しています。
キャリア相談「キャリアリカバー®」創業のきっかけ
私自身も以前そのような課題を抱えていた一人で、特に20代は自分に合った仕事が見つからず、また、適切な仕事の探し方も分からないまま、誰に相談することもなく、就職しては転職を繰り返していました。
そのような状況の中、3社目で営業に携わっていた際、お客様から人生や就職に関する相談を受けたことがきっかけで、20代後半に人材紹介会社に転職、人材コンサルタント業務として従事しました。
しかし、人材紹介会社における人材コンサルタント業務のミッションは、主に求人企業と求職者のマッチング件数を上げて、求人企業からの紹介手数料を増やすことが主たる目的のため、残念ながら私の肌には合いませんでした。
その後、人材派遣会社、大学キャリアセンター、就労支援施設でキャリアコンサルタントとして従事。
人材会社ほど厳しい世界ではありませんでしたが、結局どの職業も最終的には就職件数の増加を目的としていたため、キャリアコンサルタントとして違和感を覚えていました。
「就職や転職をゴールとした就職支援ではなく、相談者の人生全体を視野に入れたキャリア相談をしたい」と想いがますます強くなり、そのような仕事ができるところがないかどうか模索してみました。
しかし、2015年当時は、相談者からキャリアコンサルティング料をいただくようなサービスを行っているところは多くありませんでしたので、副業として個人のライフキャリアをサポートするキャリアコンサルティングを開始しました。
副業を始めた当初のお客様は私の知人のみでしたが、その知人からの口コミにより、このサービスを理解してくださるお客様が増え、また、長年お付き合いのあるお客様から「このサービスをもっと広めてほしい」との後押しもいただき、2019年に創業した次第です。
転職エージェント(人材紹介会社)との違い ~ 転職を前提としない相談 ~
キャリアに関する相談機関の一つとして、転職エージェント(人材紹介会社)や人材派遣会社が挙げられます。
転職エージェントのビジネスモデルは、「求人企業と求職者の仲介により、求人企業から求職者の年収30%前後の手数料収入を得る」となります。
したがって、転職エージェントの顧客は、厳密にいえば求職者ではなく収益源である求人企業といえます。
そのようなこともあり、人材紹介会社のコンサルタントは、どうしても求人企業寄りのスタンスを保たざるを得ない状況になります。
もし、ご相談者様が下記のようなお悩みを抱えている場合、人材サービス会社はご相談者様の視点でサービスを提供してくださるでしょうか。
- 「いまの職場の辛い状況を脱出したいが、可能なら転職せずに今の会社にとどまりたい」
- 「夫婦間でのワークライフバランス(仕事と家庭の調和)の見解が異なり仕事に支障が出る」
- 「育児休業を取得したいが、会社や上司が賛同してくれない」
- 「職業経験が少ないため、今後の仕事探しが上手くいくかどうか心配」
この問題の解決策の手段として転職を前提にお考えのようでしたら、転職エージェントや人材派遣会社の活用は有用であると考えます。
転職エージェントの豊富な求人案件を活用し、精度の高いマッチングを目指した転職活動を行うことも選択肢の一つとなりますので、数社程度登録しておくことをおすすめいたします。
しかし、一方で現職の残留を前提としたい場合や転職と残留を迷っている場合、転職エージェントのみの利用で納得のいく方向に導いてもらうことが可能でしょうか。
大半の転職エージェントは、相談者の転職先候補となる自社案件のマッチングを意識したキャリアコンサルティングを行いますので、ビジネスモデルの観点からも非常に難しいと私は考えます。
私も以前、自分の転職相談で転職エージェントや人材派遣会社を利用したことがあり、また、両方の会社で営業兼キャリアコンサルタントとして勤務した経験がありますので、これらの実態は十分に理解しております。
もちろん、転職後に事が上手く運べばそれに越したことはありません。しかし、転職後に「こんなはずではなかった」状況が発生した場合、後戻りはできず、取り返しのつかないことになるというリスクも考えられます。
ゴールは「充実した人生を送る」キャリアリカバーのライフキャリア相談
それでは、キャリア上の問題が発生した際、たとえば転職や異動など、人生を左右しかねない決断を下す前に、どのようなことをやっておくとリスクヘッジが可能でしょうか。
その一つとして、人生全体の視点から見たキャリア、すなわちライフキャリアについて、フラットな立場でカウンセリングや助言を受けられるキャリアコンサルタント(キャリアカウンセラー)に相談する方法があります。
私自身、過去に自己判断で安易な転職を行って後悔したり、転職エージェントから紹介された求人企業への入社を強要されたりしたことが何度かありました。
「いまの会社を辞めたい」と考えた際、「転職する」選択肢一択だけではリスクが大きいと考えますし、「転職する」という選択そのものに妥当性があるかどうかについて、ご自身の気付かない観点からも整理する必要があると考えています。
私自身、キャリアコンサルタントの仕事に携わって20年以上になりますが、以下に挙げたご相談について、転職と残留の両方の観点に立ったキャリア相談を通して、ご相談者様のキャリア上の問題が円滑に解決した事例が豊富にございます。
- 「仕事のモチベーションが上がらない。やる気が出ない。どうしたらよいか」
- 「職場での人間関係が悪化してしまい、今の会社に居辛い状況になっている」
- 「いまの会社で置かれている状況をなんとかしたい。転職以外の選択肢も検討したい」
- 「仕事をしながら、家事や育児をうまくこなしたい。育休復帰後のキャリアプランを立てたい」
- 「スキル・経験不足、転職回数が多いなどの理由で、人材紹介会社に登録してもらえない」
- 「他社への転職を検討しているが、自分の経験やスキルに自信がなく、なかなか踏み出せない」
- 「履歴書や職務経歴書に書けるほどの強みが見つからない。添削指導を受けたが、どうもしっくりこない」
- 「ブラック企業を回避するための会社の探し方を知りたい。自分に合った会社を探したい」
- 「自身のキャリアについて定期的に相談して、キャリアメンテナンスをしたい。モチベーションを維持したい」
このようなお悩みを抱えている時に、人生全体の視点からキャリア相談ができるキャリアコンサルタントがいたら、どんなに心強いことかと思います。
私はこれまで、このようなお悩みを抱えている方に、キャリアカウンセリングやセミナーなどを通して、ご本人の納得感の高い『今後の方向性とそれを実現するための解決策の発見』を実現してまいりました。
それらが実現できたのも、自分自身が以下のような経験をしてきたからお役に立てているのではないか、と認識しております。
ご相談者様のライフキャリアをサポートするための7つの経験・考え方
1.実人数2,300人・6,200回以上のキャリア面談実績
これまで、大学キャリアセンター、就労支援施設、心療内科クリニック、人材紹介会社、人材派遣会社などにおいて、実人数2,300人以上、6,200回以上のキャリアカウンセリング・コンサルティング経験がございます。
大学キャリアセンター在籍時には、卒業生に占める就職者の割合=進路決定率において、全国平均を10%以上上回る実績を残しました。
また、前職のNPO法人では、副理事長として、不登校や引きこもり方の社会復帰を目指すために、ニート・フリーターの方へのキャリアサポートに携わった経験がございます。
現在では、心療内科クリニックで発達課題を抱えている方やメンタル疾患による休職中の方を対象とした、キャリアデザインプログラムを運営しています。
学生や不登校・ニート経験、職業経験の少ない方などのキャリア支援を通して感じたことは、仕事上で発揮できる持ち味を持っているにもかかわらず、本人がそれに気付かずに悩んでいるケースが多いことです。
キャリアリカバーのキャリア面談では、ご本人が気付いていない強みや持ち味を明確化、納得感を味わっていただくとともに、その強みを今後のキャリアに活かせるよう設計。今後のキャリア形成に向けてモチベーションが上がり、自信を持って歩むきっかけをつくったり、キャリア上の問題を自分で解決できるノウハウを習得したりことを目標に、キャリアコンサルティングを行っています。
2. セミナー・講義等500回以上の実績
これまで、大学や高校、企業、精神科・心療内科クリニック、就労支援機関などにおいて、500回以上のキャリア関連のセミナー・講義等の経験があります。
詳細はセミナー・講義の紹介ページをご覧ください。
3. 失敗や負の経験から脱出するためのレジリエンスのノウハウ
当方は、これまで経営企画、営業、制作、事務、広報、イベント運営、コンサルタント、相談支援、講師など、様々な仕事を経験。その過程で、自ら望まない転職を繰り返したり、ブラック企業に就職して早期退職したり、事業縮小による解雇を経験したり、上司からパワーハラスメントを受けたりするなど、数多くの負の経験や失敗経験を重ねてまいりました。
その過程で、転職7回の経験や、退職してから次の就職まで通算2年の無職生活を過ごした経験があります。
また、無職状態や収入が不安定な状況の中で、1か月1万円生活をするなど、生活の苦しさを味わった経験もございます。
そのため、ニート状態に置かれている方や不安定な仕事に就いている方の気持ちが痛いほどよくわかります。
ニート・無職などの状態から脱出するために、安定した精神状態の保ち続け方や、社会資源の活用の仕方、次の一歩を踏み出すための効果的な考え方などについて自ら方策を練り、様々な方に相談して乗りきってきました。
これらの経験を踏まえ、負の経験や失敗経験を次のステップに活かす方法や、失敗感を可能な限り最小限にとどめる方法、ポジティブな考えをキープする方法、失敗状態から這い上がるための方法など、実体験を通して培ったレジリエンスのノウハウを取り入れたキャリアカウンセリングを行っています。
4.国家資格キャリアコンサルタント資格取得
2007年にキャリア関係の資格取得後、様々なキャリア理論やカウンセリング理論に加え、自らのキャリア経験で培ったノウハウを融合した、キャリアリカバー独自のメソッドをもとに、ご相談者様のキャリア上の問題解決に向けてアプローチをしています。
現在もキャリアコンサルタント有資格者との勉強会や技能向上研修などに参加するなど、日々自己研鑽を行い、相談者様へのキャリアカウンセリングのクォリティ向上に努めております。
5.6か月の男性育休取得経験、家事・育児・趣味などのライフキャリアを重視
2017年に男性では数少ない6か月間の育児休業を取得しました。
男性の育児休業に対する理解が進んでいない中、育児休業をスムーズに取得する方法や育休取得までの職場での過ごし方、育児休業中や職場復帰後のキャリア形成など、育休をキャリアアップのチャンスにするためのノウハウを持っています。
また、それらの経験を通して、ライフキャリアのメリットを啓蒙するために、キャリアリカバー®の七転八起「経験を財産に」や「育休はキャリアアップのチャンス!キャリアコンサルタントの男性育休体験談」などのコラムを執筆、企業や学校、就労支援機関などでも講演を行っています。
仕事以外の時間は、家族とのコミュニケーションをはじめ、テニスや知人との会食、旅行やドライブ、ゲームなど、プライベートも楽しみ、それらの経験もキャリアとして捉え、仕事などに活かしています。
キャリアカウンセリングの際には、就業の観点だけではなく、ライフキャリアの観点から、人生全体をどう有意義に生きていくかについても、一緒に考える機会をつくれたらと思っています。
6.転職エージェント等における求人企業と転職希望者のマッチング業務の経験
以前、当方が在籍していた転職エージェントや人材派遣会社では、求人企業への求人案件獲得のための営業および人材採用のためのコンサルティング、転職希望者約700名のキャリアコンサルティングや面接同行、そして双方のマッチング業務の経験がございます。
これらの経験を通して、特にご相談者様の転職活動をサポートする場合、採用側とご相談者様の双方の視点から課題解決に向けてアプローチすることができます。
また、個人的知り合いのヘッドハンターや転職エージェントの方々との定期的な交流を通して転職市場の現状や動向を把握するなど、常に最新でリアルな情報の収集に努めております。
7.お客様からの紹介による新規開拓営業キャンペーン全国1位の実績
前職で営業に携わっていた際、お客様からの紹介による新規顧客獲得キャンペーンで全国1位になった経験がございます。
ご相談者様に「このサービスを利用してよかった」「このサービスを知人にも紹介したい」と感じていただけるよう、ご相談者様の視点に立った丁寧な面談を心がけます。
このホームページをご覧いただいた方との出会いを通して、充実したライフキャリアを築くお手伝いができたら幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
キャリアリカバー®代表

<代表プロフィール>
転職7回、事業縮小による解雇、ブラック企業での被パワハラなど、様々な失敗経験や負の経験を持つ国家資格キャリアコンサルタント(登録番号16062528)、JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。
教育機関(高校・大学)、就労支援機関、人材サービス会社、医療機関(心療内科デイケア)などで、約2,300名(約6,200回)のキャリアカウンセリングやキャリア関連の授業(500回以上)を実施。
男性では希少な6か月間の育児休業を取得、家事や育児を含むライフキャリアのメリットを啓蒙するために、「育休はキャリアアップのチャンス!キャリアコンサルタントの男性育休体験談」コラムや、キャリアリカバーの七転八起「経験を財産に」を執筆。
現在はキャリアリカバー代表として、個人を対象に、キャリアカウンセリングやセルフブランディング等のセミナーの運営、法人を対象に、大学や企業などでキャリアコンサルティングやキャリア形成に関する講義を行っています。
<受託事業> 心療内科・精神科 船橋はるかぜクリニック 就労支援プログラム「キャリアデザイン」
<研究業務> 地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所 社会参加とヘルシーエイジング研究チーム 大都市社会関係基盤研究 非常勤技術員
<家庭> 妻・長女・次女の4人家族。家事は主に料理担当。
<趣味> 楽しくお酒を飲むこと、テニス、ドライブ、温泉旅行、適当な時短料理、ゲーム(ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、キングダムハーツ、スーパーマリオパーティ、スマホ広告によく出るパズルゲームなど)
<座右の銘> なんとかなる、なんとかする。